stardust memory

days

星々が幾重にも連なった星雲にも見える床のテクスチャ。
もともと工場だったこの場所は、沢山の人の足あとによって擦れ、
磨かれ、砕かれながら使われてきた。
星雲にも匹敵する数の記憶を内包したこの床に指でそっとふれる。
自分もまたその記憶の一部になるのだと、
春の陽気を纏った山々を見て空想する。